犬がトイレシートを噛む理由とは?やめさせる方法やNG行動を解説

「気づくとトイレシートを噛んでいる」

「片づけてもまたボロボロ」

「叱ってもなかなかやめない」

そんな愛犬の行動に困っていませんか。

犬がトイレシートを噛むのは、ただのいたずらではなく、犬なりの理由が隠れていることがあります。

原因を知らずに叱るだけでは、なかなか改善しません。

この記事では、犬がトイレシートを噛む主な原因をわかりやすく解説し、今日から試せる対策やしつけのポイントも紹介します。

犬がトイレシートを噛む理由

愛犬がトイレシートを噛むと「ただのいたずら?」と感じる方も多いでしょう。

しかし犬の立場で見ると、いくつかの理由が隠れています。

ここでは代表的な原因を解説していきます。

ストレス発散

犬はストレスを感じたとき、物を噛むことで気持ちを落ち着かせます。

人が無意識に爪を噛む行動と少し似ています。

次のような環境ではストレスがたまりやすくなります。

・長時間の留守番
・家で遊ぶ時間が少ない
・運動不足

こうした状況が続くと、トイレシートを噛む行動が増えることがあります。

おもちゃ代わりにしている

犬には「噛みたい」という本能があります。

成長やストレス発散にも関係する行動です。

もし噛んでよい物がないと、代わりになる物を探します。

その対象として選ばれやすいのがトイレシートです。

トイレシートは柔らかく破れやすい素材です。

噛んだときの感触が面白く、遊びとして続いてしまう場合があります。

噛めるおもちゃが少ない家庭では、この行動が起こりやすいでしょう。

飼い主の気を引きたい

犬は飼い主の反応をよく観察しています。

トイレシートを噛むと、飼い主が慌てて反応することが多いですよね。

例えば次の流れです。

①犬がシートを噛む
②飼い主が慌てて止める
③犬が注目されたと感じる

こうした経験が重なると「噛めば構ってもらえる」と覚える場合があるのです。

遊んでほしい気持ちが、行動として表れていることもあります。

歯がかゆい

子犬は歯の生え変わりの時期になると、歯ぐきがムズムズしやすくなります。

その違和感をやわらげるため、物を噛む行動が増えることがあります。

そのとき身近にあるトイレシートが目に入り、噛んでしまうケースも少なくありません。

トイレシートは柔らかく破れやすいため、子犬にとって噛みやすい対象になりやすいです。

特に生後3〜6か月頃は、歯の生え変わりが活発な時期です。

この時期は噛んでもよいおもちゃを用意しておくと、トイレシートへのいたずらを防ぎやすくなります。

犬がトイレシートを噛むリスク

愛犬がトイレシートを噛んでいても、「そのうちやめるだろう」と思う方もいるでしょう。

しかし、この行動を放置すると問題につながる場合があります。

ここでは注意したいポイントを紹介します。

腸閉塞などの危険がある

トイレシートには吸水ポリマーが含まれています。

この素材は水分を吸うと大きく膨らみます。

もし犬が飲み込んだ場合、体内で膨張する可能性があります。

量によっては腸閉塞につながる恐れがあります。

腸閉塞は緊急治療が必要になることもあります。

誤飲のリスクを考えると、早めの対策が安心です。

破壊行動が増える可能性がある

トイレシートを破ることが楽しくなると、他の物にも興味が広がります。

例えば次のような物です。

・クッション
・スリッパ
・家具

こうした破壊行動は習慣になりやすい特徴があります。

放置すると、家の中のさまざまな物を噛むようになる可能性があります。

トイレトレーニングが進まなくなる

トイレシートを遊び道具として認識すると、トイレとして使わなくなることがあります。

すると次のような問題が起こります。

・トイレ以外の場所で排泄する
・シートを破いて遊ぶ
・トイレの場所を覚えない

トイレトレーニングが長引く原因になるため、早めの対策が望ましいでしょう。

犬がトイレシートを噛むのをやめさせる方法

愛犬がトイレシートを噛むのをやめさせる方法について、悩む飼い主も多いでしょう。

ポイントは、正しいタイミングで行動を修正することです。

ここでは効果的な方法を紹介します。

トイレシートを噛もうとした瞬間に「ダメ」と伝える

愛犬がトイレシートを噛もうとした瞬間に短く「ダメ」と伝えることが大切です。

時間が経ってから叱ると、犬は理由を理解できません。

その場で注意すると、行動と結果が結びつきやすくなります。

落ち着いた声で伝えることがコツです。

呼び戻しなどのコマンドで犬の意識をトイレシートから離す

トイレシートに興味を持ったときは、別の行動へ誘導します。

例えば次の方法があります。

・名前を呼ぶ
・おすわりをさせる
・おもちゃを見せる

犬の注意を別の対象へ移すことで、噛む行動を防ぎやすくなります。

おもちゃを与える

犬の噛みたい欲求は自然なものです。


そのため、噛んでもよい物を用意してあげることが大切です。

おすすめのおもちゃはこちらです。

・ゴム製のおもちゃ
・デンタル系トイ
・知育トイ

トイレシートより魅力的なおもちゃを与えると、興味が移りやすくなります。

散歩や遊びの時間を増やす

運動量が不足すると、犬はストレスを感じやすくなり、室内でのいたずらが増える場合があります。

そのため、散歩や遊びを増やすと、エネルギーを発散でき、満足感が高まることで問題行動が減るケースも多いです。

例えば次のような工夫があります。

・散歩時間を少し長くする
・ボール遊びをする
・知育トイを使う

日常の活動量を見直すことも大切です。

犬がトイレシートを噛むのを防ぐ環境づくり

しつけと同じくらい大事なのが生活環境です。

噛めない状況を作ることで、いたずらを大きく減らせます。

ここでは具体的な方法を紹介します。

メッシュ付きトイレトレーを使う

簡単にできる対策の一つがメッシュ付きトイレトレーです。

メッシュがあることで、犬はシートを直接噛めません。

いたずら防止として多くの飼い主が利用しています。

特に子犬のトイレトレーニング中に役立つアイテムです。

シートをこまめに交換する

汚れたトイレシートは犬の興味を引きやすいものです。

においが強いほど、遊び対象として認識することがあります。

こまめに交換すると清潔な状態を保つことができ、シートへの関心が弱くなることがあります。

犬がトイレシートを噛む場合のNG対応

困った行動を見ると、強く叱りたくなる気持ちも出てきます。

ただし間違った対応は逆効果になることがあります。

ここでは避けたい対応を紹介します。

大声で叱る

犬にとって飼い主の反応はすべて注目です。

大声で叱ると、注目されたと感じることがあります。

特に寂しがり屋の犬は反応を楽しむ場合があります。

落ち着いた声で短く注意するほうが伝わりやすいでしょう。

噛んだ後に叱る

時間が経ってから叱っても、犬は理由を理解できません。

犬が覚えるのは「今の行動」と結果です。

そのため数分後に叱っても、何が悪いのか分からなくなります。

注意は必ず行動の直後に行うことがポイントです。

対策せず放置する

最初は軽いいたずらでも、続くと習慣になってしまいます。

習慣化すると修正に時間がかかります。

早い段階で対策を始めると改善しやすくなります。

環境づくりとしつけを同時に進めると効果が出やすいでしょう。

まとめ:犬がトイレシートを噛む原因を理解して正しく対策しよう

この記事では、犬がトイレシートを噛む理由や危険性、やめさせるためのしつけ方法、そして予防のための環境づくりについて紹介しました。

犬がトイレシートを噛む行動には、運動不足やストレス、歯のかゆみなどさまざまな背景があります。

中には、噛み心地が楽しくて遊びとして続いてしまうケースもあります。

こうした原因を理解すると、適切な対策を考えやすくなります。

また、トイレシートを噛む行動を放置すると、誤飲による体調トラブルや破壊行動の習慣につながる可能性があります。

愛犬の安全を守るためにも、早めに対策を始めることが大切です。

しつけを行うときは、噛もうとした瞬間に注意し、犬の意識を別の行動へ向けることがポイントになります。

さらに、噛んでもよいおもちゃを用意したり、散歩や遊びの時間を増やしたりすると、トイレシートへの興味が弱くなることがあります。

メッシュ付きトイレトレーを使うなど、環境面の工夫も効果的です。

大切なのは、犬の気持ちや行動の理由を理解しながら対策を続けることです。

焦らず少しずつ取り組み、徐々に改善していきましょう。

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ぐーとむー

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