犬の留守番でうんちまみれになる原因と対策|帰宅後に繰り返さないコツ

「帰宅すると、犬もケージもうんちまみれ」

「毎回の掃除がつらい」

「叱ってもよいのか分からない」と悩んでいませんか。

疲れて帰宅した直後に悲惨な光景を見ると、ため息が出たり、犬にイライラしたりすることもありますよね。

しかし、犬は飼い主さんを困らせるために、わざとうんちを踏んでいるわけではありません。

排泄のタイミングや留守番への不安、トイレの広さや配置など、いくつかの原因が考えられます。

この記事では、留守番中に犬がうんちまみれになる原因と、今日から試せる対策を解説します。

原因を一つずつ整理し、愛犬にも飼い主さんにも負担の少ない留守番環境を整えていきましょう。

犬が留守番でうんちまみれになる原因は?

「どうして毎回踏んでしまうの?」と悩んでいる方は少なくありません。

まずは留守番中の様子を想像しながら、考えられる原因を確認しましょう。

排泄後にうんちを踏んでしまう

もっとも多いのは、排泄したあとに犬が歩き回り、偶然うんちを踏むケースです。

特にケージやサークルが狭いと、排泄物を避けるスペースがありません。

トイレの上で方向転換した際に、後ろ足で踏むこともあります。

柔らかい便は足や被毛につきやすく、少し歩いただけでも広範囲へ広がります。

ペットカメラで確認すると、遊んでいるのではなく、寝床へ戻ろうとして踏んでいる場合も多いでしょう。

留守番の不安やストレスがある

飼い主さんが出かけた直後に排便するなら、不安や緊張が関係しているかもしれません。

犬は強いストレスを感じると、腸の動きが活発になることがあります。

その結果、普段とは違う時間に排泄したり、便が柔らかくなったりします。

吠え続ける、ドアを引っかく、よだれが増えるといった行動も見られるなら、留守番への不安を疑いましょう。

単なるトイレの失敗ではなく、落ち着いて過ごせないことが根本原因になっています。

トイレ環境が犬に合っていない

トイレが小さい、汚れている、寝床に近すぎる場合も失敗につながります。

犬は排泄前に、その場で何度か回ることがありますよね。

トイレの面積が足りないと、お尻だけがシートから外れてしまいます。

また、シートが滑ると足元が安定しません。

排泄後に急いで移動し、便を踏む原因にもなります。

トイレの場所だけでなく、広さや滑りにくさまで確認してみてください。

子犬・老犬は排泄を我慢しにくい

子犬は膀胱や腸の機能が発達途中なので、長時間の我慢が苦手です。

トイレトレーニング中なら、排泄場所もまだ完全には理解していません。

一方、老犬は筋力や感覚が低下し、排泄のタイミングに間に合わないことがあります。

認知機能が衰えると、トイレの位置が分からなくなる場合もあるでしょう。

成犬と同じ留守番時間や環境を求めると、失敗が増えやすくなります。

年齢に合わせた排泄回数と生活スペースを考えることがポイントです。

病気が原因の場合もある

急に失敗が増えた場合は、消化器の病気や寄生虫、食事の影響も考えられます。

下痢や軟便になると排泄を我慢しにくくなり、トイレへ移動する前に出てしまいます。

次のような症状があるときは、早めに動物病院へ相談してください。

  • 下痢や嘔吐を繰り返している
  • 血便や黒い便が出ている
  • 元気や食欲が落ちている

特に子犬や老犬は、下痢による脱水が進みやすいので注意が欠かせません。

犬の留守番でうんちまみれを防ぐ対策

毎日の掃除に疲れていると、すぐに改善できる方法を知りたくなりますよね。

一つだけで解決しない場合は、排泄時間と環境の両方を見直してみましょう。

留守番前に散歩と排泄を済ませる

まず試したいのは、出かける前に排泄を済ませることです。

散歩や軽い遊びで体を動かすと、排便につながりやすくなります。

排泄後に少し落ち着く時間を作ってから出かけると、留守番中も眠りやすくなるでしょう。

ただし、食後すぐの激しい運動は避けてください。

食事、散歩、排泄、外出の順番を調整し、愛犬の排便リズムを把握する方法がおすすめです。

トイレと寝床の配置を見直す

トイレと寝床は、犬が無理なく移動できる距離に分けましょう。

隣り合っていると、寝床へ戻る途中で排泄物を踏みやすくなります。

サークル内を次のように分けると、動線が分かりやすくなります。

  • 休む場所
  • 水を飲む場所
  • 排泄する場所

狭いケージへトイレとベッドを詰め込むより、サークルで生活範囲を広げるほうが向いている犬もいます。

実際の排泄位置をペットカメラで確認すると、配置の改善点を見つけやすいですよ。

トイレを広くして踏みにくくする

トイレは犬の体より、ひと回り以上広く取ると使いやすくなります。

排泄時にくるくる回る犬なら、ワイドサイズのシートを複数敷く方法も便利です。

いつも端から外れる場合は、失敗する側へシートを広げてください。

毎回同じ位置で排泄するなら、その場所が犬にとって落ち着くトイレなのでしょう。

メッシュ付きトイレは、足が直接便へ触れにくい点がメリットです。

ただし、網の感触を嫌う犬もいるため、様子を見ながら切り替えましょう。

留守番時間を長くしすぎない

長時間の留守番では、排泄そのものを完全に防ぐのは難しくなります。

子犬や老犬はもちろん、健康な成犬でも個体差があります。

毎日のように失敗するなら、犬が我慢できる時間を超えている可能性があるでしょう。

家族に途中で帰宅してもらうほか、ペットシッターや犬の保育園を利用する方法もあります。

留守番時間を変えられない場合は、排泄しても踏みにくい広さを確保してください。

「排泄させない」のではなく、「排泄しても汚れにくい環境にする」と考えるとラクになります。

退屈やストレスを減らす

留守番中に歩き回る犬には、落ち着いて過ごせる工夫が必要です。

出かける前に散歩や知育遊びを取り入れ、心身をほどよく満たしておきましょう。

フードを少しずつ取り出せる知育玩具は、退屈対策として使えます。

誤飲しないサイズを選び、在宅中に安全性を確認してから使ってください。

外出時と帰宅時に大げさな声かけをしないこともコツです。

飼い主さんの出入りを特別な出来事にしないほうが、落ち着きやすい犬もいます。

犬の留守番でうんちまみれになったときにやってはいけないこと

汚れた部屋を見ると、つい強い口調になってしまいますよね。

ただ、帰宅後の対応を間違えると、失敗が増えることもあります。

感情的に叱る

帰宅後に叱っても、犬は何時間も前の排泄と結び付けられません。

犬からすると、飼い主さんが突然怒り出したように見えます。

その結果、帰宅を怖がったり、飼い主さんの前で排泄しなくなったりします。

まずは愛犬の体をきれいにし、淡々と掃除しましょう。

怒ってしまいそうなときは、愛犬を別の安全な場所へ移してから片付けると冷静になれます。

体罰や鼻を押し付ける

叩く、押さえ付ける、便へ鼻を近づける行為はやめましょう。

恐怖を与えても、正しいトイレの場所は伝わりません。

排泄物を隠すために食べる、飼い主さんがいない場所で排泄するといった別の問題を招く場合もあります。

教えるべきなのは「失敗すると怒られる」ではありません。

「ここで排泄すると安心できる」という経験を増やしてあげてください。

原因を確認せず対策する

トイレシートを増やすだけでは、不安や下痢が原因のケースを解決できません。

反対に、分離不安だと思っていても、単にトイレが狭いだけの場合があります。

対策前に次の内容を記録しましょう。

  • 排泄した時間と便の状態
  • 留守番中の犬の行動
  • 食事や散歩の時間

数日分を比べると、外出直後に排泄するのか、長時間たってから失敗するのかが見えてきます。

原因が分かれば、遠回りせずに対策できますよ。

汚れを放置する

便が付いたまま放置すると、皮膚が赤くなったり、かゆみが出たりします。

まずはぬるま湯で汚れをふやかし、皮膚をこすらず洗い流してください。

犬用シャンプーを使ったあとは、すすぎ残しがないようにします。

床やケージも洗浄し、においが残らないようにしましょう。

同じ場所に排泄臭が残ると、再びトイレとして使うことがあります。

犬の留守番でうんちまみれを繰り返すときの対処法

何度工夫しても繰り返すと、自分のしつけが悪いのかと不安になりますよね。

改善しないときは、対策を一段階ずつ見直しましょう。

トイレトレーニングを見直す

在宅中にトイレの成功回数を増やすことから始めます。

起床後や食後、遊んだあとなど、排泄しやすい時間にトイレへ誘導してください。

成功した直後に褒めると、犬は褒められた行動を理解しやすくなります。

失敗した場所で叱るより、成功した瞬間を逃さないことが近道です。

留守番中だけ失敗する場合も、普段の成功体験が土台になります。

留守番環境を改善する

ペットカメラを使い、排泄前後の動きを確認しましょう。

便を踏むまでの流れが分かると、改善策を選びやすくなります。

たとえば、排泄後に同じ方向へ戻るなら、その動線からトイレをずらします。

落ち着かずに歩き続けるなら、サークルを広げるだけでは足りないかもしれません。

室温、外の音、窓から見える刺激も含めて確認してください。

分離不安を疑う

留守番中に激しく吠える、物を壊す、よだれが大量に出る場合は、分離不安の可能性があります。

分離不安とは、飼い主さんと離れた際に強い苦痛を感じる状態です。

この場合、急に長時間の留守番をさせて慣らそうとすると、悪化することがあります。

数秒から短時間の外出練習を行い、犬が落ち着ける範囲で少しずつ延ばします。

症状が激しい場合は、自己流で進めず専門家へ相談しましょう。

動物病院やドッグトレーナーへ相談する

便の状態に変化があるなら、早めに動物病院を受診してください。

診察時には便の写真や新しい便を持参すると、原因を探る材料になります。

体調に問題がなければ、ドッグトレーナーへ留守番環境を相談する方法もあります。

ペットカメラの映像や生活記録があると、具体的な助言を受けやすいでしょう。

病気、環境、行動の順に切り分けると、原因を見失いにくくなります。

まとめ:犬の留守番でうんちまみれを防ぐ対策は原因に合わせて行おう!

犬が留守番中にうんちまみれになると、掃除もお手入れも本当に大変ですよね。

まずは、排泄後に偶然踏んだのか、不安で歩き回ったのかを確認しましょう。

留守番前に散歩と排泄を済ませ、トイレを広くするだけで改善するケースもあります。

一方、下痢や血便、元気の低下がある場合は、しつけの問題と決め付けないでください。

犬を叱るより、ペットカメラや生活記録を使って原因を探すほうが解決へ近づきます。

今日から外出前の排泄時間とトイレの配置を見直し、愛犬が安心して待てる環境を整えていきましょう。

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ぐーとむー

大切なペットとの生活に役立つ情報を発信しています。 2匹のビションフリーゼと生活中。

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